選・和菓子職 紹介Japanese confectionery craftsman
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「選・和菓子職」とは
和菓子は日本の誇る食文化を代表するものであり、高度な製造技術が必要とされます。その優れた技術を和菓子業界が全国的に統一して公平に評価し、権威をもって認定するという制度が「選・和菓子職」です。
「選・和菓子職」が目指すもの
・和菓子製造技術の素晴らしさを多くの人々に知ってもらい、和菓子の味わいを深めてもらうこと
・手づくりの個性ある技術の伝承と振興に役立てること
・技術を公平に正しく評価することにより、技術研究と向上意欲を高めてもらうこと
・和菓子職の地位向上を図り、技術者に目標意識と励みを与えること
・和菓子づくりの楽しさと創造性の認知を図り、多くの人に和菓子づくりへの関心を高めてもらうこと全国和菓子協会サイトより
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大江 克之(おおえ かつゆき)
- 【プロフィール】
- 1979年
- 入社
- 1989年
- 1級菓子技能士認定
- 1996年
- 職業訓練指導員免許取得
- 2008年
- 選・和菓子職優秀和菓子職認定
- 2015年
- ものづくりマイスター認定
- 2019年
- 令和元年度 卓越した技能者(現代の名工)認定
彩雲堂の企画開発室にて商品開発部門を担当。
繊細な色使いの生菓子作りを得意とし、お茶の先生方からの信頼も厚い。
平成24年には「選和菓子職」の審査員に任命される。
現在、本店実演ブースにてお客様にその技術を披露し喜ばれている。
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「現代の名工」に選ばれました!
2019年11月11日、卓越した技能者表彰制度に基づき、
厚生労働大臣より表彰される「現代の名工」に選ばれました。
これからも和菓子業界の発展と後進の育成に努めたいと考えております。
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狩野 郁雄(かりの いくお)
- 【プロフィール】
- 1978年
- 入社
- 1989年
- 1級菓子技能士認定
- 1996年
- 職業訓練指導員免許取得
- 2009年
- 選・和菓子職優秀和菓子職認定
- 2015年
- ものづくりマイスター認定
彩雲堂の製造副部長を経て2020年カラコロ工房菓子教室の専属講師となる。
和菓子教室におけるユーモアあふれる講義は参加者から好評を博している。
また、和菓子作り教室を市内の学校や施設で行い、和菓子文化の普及に努めている。
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光田 隆一(みつだ りゅういち)
- 【プロフィール】
- 1986年
- 入社
- 1996年
- 1級菓子技能士認定
- 2002年
- 職業訓練指導員免許取得
- 2007年
- 選・和菓子職優秀和菓子職認定
- 2015年
- ものづくりマイスター認定
初年度(平成19年)に「選・和菓子職優秀和菓子職」に選ばれる。
技法を凝らした細工菓子の技術には定評がある。
緻密な計算のもと、安定した品質の和菓子作りに力を注いでいる。
パン製造の技術も学び、「和菓子屋の作るあんパン」の開発を手掛けた。
現在も機会があれば店頭に立ち、パンをきっかけに和菓子の文化を観光客に広めている。
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田中 紀幸(たなか のりゆき)
- 【プロフィール】
- 1991年
- 入社
- 2001年
- 1級菓子技能士認定
- 2007年
- 職業訓練指導員免許取得
- 2013年
- 選・和菓子職優秀和菓子職認定
- 2015年
- ものづくりマイスター認定
彩雲堂の製造部部長。
製造部最高責任者として、部内の労務、工程などの管理業務と和菓子職人としての製造業務との両方をこなす。
地元松江の工芸菓子技術大会で常に上位の成績を残すなど和菓子職人としての技術も一流である。
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大津 光博(おおつ みつひろ)
- 【プロフィール】
- 2003年
- 入社
- 2016年
- 1級菓子技能士認定
- 2018年
- 選・和菓子職優秀和菓子職認定
彩雲堂の銘菓製造の責任者。
若い頃よりベテラン職人の技術を間近で体験し、日々の努力で自分の技術へと昇華させた。
上生菓子の製造にも長く携わっており、若手の職人の中でも出来栄え、スピード共に群を抜いている。
営業部とのコミュニケーションを積極的に行い、現代の嗜好にあった和菓子の開発にも強い関心を持っている。
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能海 祥志(のうみひろし)
- 【プロフィール】
- 2010年
- 入社
- 2021年
- 1級菓子技能士認定
- 2022年
- 選・和菓子職優秀和菓子職認定
彩雲堂の上用部門の責任者。
入社以来、和菓子作りの根幹である餡子の製造部署に携わり基礎を学ぶ。
その後、上生菓子部門で技術を学び、近年は上用部門の責任者を務めながら、
社内の生菓子プロジェクトチームの一員としてその経験と手腕を発揮している。